そもそもフィジカルAIとは
ファナックとエヌビディアが提携したこと、トランプさんが来年初めにロボティクスを支援する大統領令にサインする想定とのことで、フィジカルAIが突如注目されて、ファナック(5,000から6,300)と安川電機(3,000から4,500)が爆騰した。この2銘柄は有名な銘柄なので、皆さん手がけていると思いますが、それ以外の銘柄等についても、シリーズで少しずつ深掘りしていきたいと考えています。
そこで、そもそもフィジカルAIは何ですか?というところです。簡単に言うと、従来のAIは「頭脳だけで考えるAI」、フィジカルAIは「頭脳に加えて体を持って動けるAI」ということです。何のことやら??
「従来のAI」は、コンピューターの中で働くAIであって、生成AIが代表的ですが、チャットボット、検索エンジン、画像認識アプリが例で、文章を作ったり、画像を認識したり、データを分析したりするものです。つまりデータからデータを作ることがメインのAIです。今月頭の記事、エヌビディアの解説の際に、生成AIでは行き詰まりで、今後はフィジカルAIが台頭してくると伝えていました。BtoCの生成AIで稼げなくても、BtoBのフィジカルAIで十分に稼げるので大丈夫と言っていたことが、すでに先取りが始まった感じですね(まだまだの市場なので、乗り遅れではないですよ)。ちなみに、私は6268のナブテスコを買い増ししています。一緒に波乗りしましょう!
「フィジカルAI」は、ロボットや機械に組み込まれて、現実世界で動くAIで、センサーで「見る」「聞く」、アクチュエータで「動く」ことができるものです。例としては、自動運転車、工場で部品を組み立てるロボット、災害現場で飛ぶドローンなどが考えられます。つまり、センサーやカメラで認識したデータを物が動くという物理(フィジカル)現象に変換することができるAIを、フィジカルAIと呼びます。
違いは、
- 従来のAI=「頭だけのAI」→テストの答えを考えたり、絵を描いたりする。
- フィジカルAI=「頭+体を持ったAI」→実際に歩いたり、物を持ったりできる。
つまり、フィジカルAIは“現実で動くAI”で、従来のAIよりも人間に近い存在になってきています。
以下、銘柄紹介
この下にどんどん銘柄紹介を加えていきますので、乞うご期待!!


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