再現性あり【時給50倍法】低賃金から脱出せよ!FIREへの最短ルートここにあり

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投資の基礎、その他
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はじめに

 少し前にFIREブームがありましたが、FIREを達成するためにはある程度の資金が必要です。そのため体力しか取り柄がなかった筆者のシロクマが資金をどのように貯め、FIREに至ったかについて記載したいと思います。

 まず、FIREに必要な資金は最低でも数千万円と言われていると思います。個人的には、普通に働いていては数千万円の資金は貯まらないと感じています。長い時間をかければ可能ですが、そもそもそれはFIREの”E”のEarly(早期)を満たしていないので、誰も求めていませんよね。

 今回、紹介するのは、怪しい投資商品や詐欺商品ではありません、単純に自分の価値を挙げて、時給を上げて行きましょうというお話です。体力しか取り柄がなかった私でも実践できたため、めちゃくちゃビックリするスキルや能力は不要です

STEP0:社畜にもなれなかった

 私が就職しようと思っていた頃は、就職氷河期だったということもあり、周りで就職していない方も多く、特にやりたい事がなかった私は、当時ブームだったフリーターになっていました。そして、気付いたら大学時代から働いていた飲食店にいた。

 当然のことながら、時給はかなり低い。といっても、当時では高い方で1,000円程度であった。ただ、働いていた時間はかなり長く、朝から晩まで働いていた。今でいうブラック就業だが、当時はあまり問題となっていなかった。若くて、体力だけはあったので、それだけ働いていても全く問題なかったし、それなりに楽しい職場だったので、全く気にならなかった。ただ、あのままずっと働き続けることはできなかっただろう。真夏でも40度もある厨房で、汗が止まらず、常に水分補給している状態だった。今思うとゾッとする。ロボでないと無理だ。

  • この時点の時給:1,000円
  • およそ稼働時間:●,600時間
  • およその年収:●60万円

STEP1:時給を上げる方法を知る

 アルバイトやパートでは、時給の上昇に限界がある。そのため、会社に入ることが時給に上げるには手っ取り早い方法であると言える。ただ、会社であっても、まだまだ年功序列の会社が多く、給与の上昇スピードは限られている。仮に年収400万円(25万円×14か月)だとすると、この時点で時給は2,000円(400万円÷12か月÷170時間)となりアルバイトと比較すると2倍となる。勤め上げて部長や役員になって年収800万円まで上昇しても時給は4,000円となるが、概ねここで頭打ちとなってしまう。

 そこでおススメするのが、何らかの資格を取ることだ。私の場合、アルバイトしていた飲食店にたまたま大学時代の友人が来店し、その後一緒に食事に行った際にお互いの近況を交換した。その友人は公認会計士になっていて、仕事は大変ではなく、左団扇で暮らすことができるぞ(当時は正しいが、10年ほど前に企業の不正が相次ぎ、環境がガラッと変わってしまった。。)と言われ、公認会計士へまでの道を教えてもらい公認会計士になった。 

 もちろん、「血のにじむ~」、「死ぬ気で~」なんて言葉が似あうくらいは頑張ったと思う。天才が簡単になんでもできるように、スマートにクリアした感じではない。

 取得した資格が、今の会社で活かす場所がないのであれば、活かせる場所に異動することが大事だ。

  • この時点の時給:2,500円
  • およそ稼働時間:2,300時間
  • およその年収:570万円

 私が、公認会計士ということもあるが、そこそこの勉強時間で資格が取れ、時給の伸び幅が大きい公認会計士をおススメするが、他の資格でも全く問題ない

STEP2:社内で昇進する、ニッチな分野でNo1となる

 会社では、昇進して時給を上げるのではなく、業界での立ち位置を確立することを目指す。これはSTEP3につながる重要なSTEPになる。よほどのブラック企業でなければ、ある程度同じ会社にいることが望ましい。なぜなら、同じ会社にいれば、自然とその業界の情報について明るくなってくる。ポジションが上がってくれば、入ってくる情報量や質も変化してくる。

 また、社外とのコネクションを作っておくことも重要である。自分に信用がなくても、会社の看板で付き合ってくださる方は多く、その方から信用してもらえれば、自ずとネットワークが広がっていく。このネットワークの構築もSTEP3で重要となる。

 私が実践したことは、無駄にいろんなプロジェクトに潜り込むことだ。当時の私の勝手なミッションは他のスタッフの2倍働くことだった。このおかげでかなり成長スピードは速かった。新しい事があると声をかけてもらえるようにもなった。

 面白い話がある。私のチームの同期は、私以外全員東大卒と京大卒だった。普通に考えたら絶望的な状況である。たまたまかもしれないが、彼らは勉強に関してNo.1だったが、コミュニケーションが得意でなかった。そのため、プレゼンやお客さんとのコミュニケーションの上手さで、優位に立つことができた。勝負するポイントを変えれば良いのだ

 頑張っている人は、誰かが見てくれているものだ。腐らず頑張ってみよう。

 専門家になるには、最低10,000時間が必要だと言われている。といっても、4-5年程度である。どんなにニッチな分野でも良いので、ここだけは、私が一番詳しいという箇所を増やしていくことが重要である。私が入社時にお偉いさんから教えて頂いたありがたい言葉は、「3つの分野で専門家になれ!」だ。この言葉を信じて突き進んだ結果、とってもニッチな分野だが、日本公認会計士協会の専門委員にも抜擢していただいた。

  • この時点の時給:5,000円
  • およそ稼働時間:2,500時間
  • およその年収:1,250万円

STEP3:独立する、転職する

 同じ会社にいると、概ね枠が決まっているので、昇給しようにもキャップがある。これを打開するには、独立したり、転職するのが早いだろう。実際に、転職しなくても、転職エージェントにエントリーしてみても損はないだろう。人手不足もあり、転職で時給を上げるのは、難しいことではないはずだ。

 私は、STEP2の会社に全く不満はなかった。やりたい仕事をさせていただいていたし、評価もされていた。ただ、自分の時間を確保できなかったので、独立する道を選んだ。

 資格を持っていて、会社で優遇されるのであれば、会社に残るという選択肢もあるだろう。ただ、私の場合、監査法人は会計士が中心であったため、そこで優位性を出すには、色々と武器を持たたないといけなかった。

 独立してみて分かったことだが、世の中には専門家(資格の有無は関係ない)が不足していて、引く手数多だということだ。会社で優遇されている専門家は、会社から外にでないので、知見が外に伝わらないのだ。特に私は田舎へ移住したこともあり、色々なところから声をかけてもらえている。重要なのは、競合がいないところで勝負することだ

 当時はテレワークが一般的ではなかったため、仕事を受けるに際して昔のネットワークはあまり使えなかった。現状ではテレワークが一般的になっているため、昔のネットワークが多いに使えるチャンスがあるので、業界で培ったネットワークは大事にしておく方が良いだろう

  • この時点の時給:10,000円
  • およそ稼働時間:1,500時間
  • およその年収:1,500万円 

 中小企業の社長がだいたい1,000万円~程度であるので、どれだけ働くかにもよるが、時給10,000円というのは、特段に高いものではない。事実、専門家へのヒアリングでは、時給数万円の案件がゴロゴロしている。試しにビザスクの案件を覗いてみると良いだろう。

STEP4:仕事を絞って、行列を作る

 ありがたいことに、縁もゆかりもない土地に移住したのだが、周りに良くして頂いて、仕事もたくさんいただけるようになった。ただ、もともと、独立したのは、ゆったりと過ごしたかったわけで、たくさん稼ぎたいわけではなかった。そのため、他の方にできそうな仕事は、業界仲間へ譲り、楽しそうな仕事であったり時給が良さそうな案件のみを自分でやることとした。

 飲食店と一緒で、行列ができているほど、皆が並ぶといった現象があり、担当する仕事を減らそうと思えば思うほど、仕事の依頼が増えるというのはどうなのだろう、、、。ただ、得てして人気は集中するものなので、敢えて仕事量を絞ってみるのも良いかと思う。多くの仕事をするより、少ない仕事を集中して実施して質の高いものを提供する方が、価値があがり後々のためなると思われる。

 今は、顧問や監査役など、短時間でコメントのみする仕事を中心に請け負っている。一部自治体関連の仕事は、地域貢献の意味合いでボランティア価格で受けている。結果、STEP3の時より、稼働時間は減ったが、年収は上がっているのでホクホクである。

  • この時点の時給:50,000円
  • およそ稼働時間:●00時間
  • およその年収:●,000万円 

すこし脱線、会計士について

私が、公認会計士ということもあるが、そこそこの勉強時間で資格が取れ、時給の伸び幅が大きい公認会計士をおススメするが、他の資格でも全く問題ない

 会計士になるには、最低一年間勉強をする必要がある。一日10時間の300日の3,000時間だ。この時間が確保できないのであれば、会計士になることは忘れた方が良いだろう。私も一年目は、飲食店のアルバイトをやりながら、夜6時間程度勉強して試験に挑んだが、全く歯が立たなかった。今でも普通にフルマラソンくらいの距離は走れるくらいの体力があり、当時はもっと体力が有り余っていたが、仕事をしながら勉強するのは少し効率が悪い。休業や退職してある程度時間を確保した方が早い(これはどの資格でも同じことがいえる)。

 次の年は、お世話になった飲食店に別れを告げ、実家に戻り、一日10時間の勉強時間を確保し、正に勉強しかしない日々を過ごし会計士試験に合格した。税理士試験などは、科目毎に受験できるが、会計士試験は7科目を同時に受験するので、短距離走であり、詰め込みが得意であればおススメである。また全ての科目を完璧にする必要はなく、まんべんなくそれなりにマスターすれば足りる。あと、勘違いされがちなのですが、本気で受験しているのは20%程度であり、80%は記念受験であったり、片手間で勉強している層なので、時間が確保できれば合格確率は上がり、結構簡単な試験だ(合格率は10%超)。

 3,000時間というと膨大な時間に感じられるのだが、会社に行きながら自己研鑽されているは方は、生涯で3,000時間以上は勉強している。例えば、1日1時間、通勤の行き帰りで勉強し220日、35年間使うだけで、7,700時間となってしまう。昇進するために社内試験にチャレンジしたり、資格試験のために勉強する時間もあると思うが、ギュッと1,2年に詰め込んで勉強してしまう方が効率が良かったりもする。

まとめ

  • STEP1:資格を取ってみる
  • STEP2:ニッチな分野でも良いのでNo1となる
  • STEP3:活躍できる場を選ぶ(専門家のいない業界、田舎)
  • STEP4:担当する業務を減らして、行列を作る

 なお、ブログで収益化可能というのを目にした。なんでも自分でやってみようというのが信条なので、ブログを運営してみた。時給で考えると他の仕事をやった方が良いが、趣味と思い書いている。2か月だがまあまあスキルが向上し、まだ成長できるんだな~と楽しんでいる。

おわりに

最後までご覧いただきありがとうございます。

TOIECを285点から825点へ伸ばす方法や
資格試験を簡単に合格する方法に興味があれば、声かけてください。

メインは米国株ブログなので、ご要望があれば、早めに記載するようにします。

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