バフェットも認めたS&P500の7つの秘密

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米国企業の解説

投資の神様バフェットさんが、「私が死んだらS&P500を買え」と言ったS&P500は、
積立NISAやiDeCoでも常に人気上位に入るインデックスファンドです。

なぜ、これほどまで人気なのか、その秘密を見てみましょう。

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採用基準が厳しい、エリート集団

採用基準は ◆本拠地が米国にある  ◆時価総額が61億ドル以上(日本では200社弱) ◆浮動株が最低50%  ⇒特定の創業者やオーナーに支配されていない健全な会社  ◆直近の四半期が黒字 & 直近の4四半期の利益が黒字  ⇒成長企業であっても、この基準がなかなか満たせない。 ◆上場から12か月後以降  ◆米国企業全体のセクター割合≒S&P500のセクター割合  ⇒米国の時価総額の80%以上をカバーしていて、米国まるごと買っているのと同じ効果があります。

管理手数料が安すぎる

◆管理手数料  ETFのVOOの場合0.03%  投資信託のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の場合0.0968%  ⇒他のファンドの手数料は1%程度のものもあり、手数料のせいで運用益がなくなってしまうことも

◆購入手数料  無料(楽天証券、SBI証券 ほか)  ⇒米国株式を購入するときは通常は発生します。 ◆為替手数料(ETFの場合)  証券会社によります。

アクティブファンドを大幅に上回る成績

◆賢いファンドマネージャーが運用するアクティブファンドを大幅に上回る成績をおさめている。

◆過去10年でみても、S&P500連動のファンドが8割強のアクティブファンドに勝っている。  ⇒アクティブファンドは管理手数料が高いため、管理手数料を考慮すると勝率はもっと高くなる。

◆過去平均年率8-9%成長している。

投資割合が、時価総額の加重平均

◆時価総額の加重平均で構成されている。  ⇒時価総額が大きい会社(人気の会社)へ多く投資されるように自動で補正されている。

◆上位銘柄はGAFAMやFAANGと言われる超有名企業  apple、マイクロソフト、アルファベット(google)、アマゾン、テスラなど  その他では、バフェット率いるバークシャー・ハサウェイ、ユナイテッドヘルスやJ&Jなど  2022年では、ITやヘルスケアが主となっている。

◆上位10銘柄で、S&P500の30%程度をカバーしている。

寄稿時点  ①apple 6.55% ②Microsoft 5.98% ③Google 3.92% ④Amazon 2.90%

常に成長している(EPSが右肩上がり)

◆EPS(一株の利益部分)は株価にとても重要であって、このEPSが伸び続けている限り株価が上がると考えられる。

◆ショックや景気後退に落ち込むことはあるが、俯瞰してみると、EPSが伸び続けている。

◆EPS×PER(倍率)=株価

構成銘柄の入れ替え

◆指数委員会が検討している。  ⇒直近ではテスラが一度S&P500の採用が見送られましたが、採用基準を満たしても直ぐに採用されるわけではない(詳細はテスラ株の分析の時にでも)

◆銘柄の入れ替え検討を年4回行っている。  ⇒採用基準から外れても直ちに外れるわけではない。

◆銘柄が常に見直されているので、エリート会社にのみ投資ができ、自分で銘柄の入れ替えをしなくて済むところが、一番優れているところ。

過去100年の歴史

◆S&P500の起源は1923年で、スタンダード&プアーズ社の前身となる企業が26業種・233の企業を含む複数の指数を開発したのが始まりです。現在の500社の形態になったのは1957年からです。

◆過去100年で3年以上連続でマイナスになったのは3回だけ

最後までお読みいただきありがとうございます!
S&P500については、上位銘柄をそれぞれ分析していきますので、楽しみにしていてください。

ブログ内で、個別銘柄等の記載がございますが、投資は自己責任でお願いいたします。

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